クライミングとは?

様々なクライミング

クライミングにはヒマラヤなどの巨大な壁を登るものから、氷を登るものや、河原などの小さな岩を登るものまで様々な種類があり、それらを総称してクライミングと呼び、登る人のことをクライマーと呼びます。
フリークライミングとは、その中でも最もシンプルなスタイルで、わずかな道具で手軽に
始められるクライミングです。
基本的に自分の手足だけを頼りにして、ジャングルジムや木登りのような感覚で
壁(岩)を登ります。
また、スポーツクライミングとフリークライミングという言葉が混同されることがよく
ありますが、スポーツクライミングとは特に安全性を高めた環境で行うフリークライミングのことを指します。
登山とフリークライミングは関連性こそあるものの、別のスポーツ(遊び)と言えるでしょう。
多くの場合、フリークライマーは山登りを目指しているわけではありません。

フリークライミングは握力や腕力で登るというイメージがあるかもしれませんが、力よりもむしろバランス感覚や柔軟性、足の置き方や身のこなし方といった総合的な運動能力を使って登ります。このため、子供や女性の方がスムーズに登れることもめずらしくありません。
登るためにあれこれと動きを考えつつ体を動かすので、自分の体を使ってパズルを解くような楽しさがあります。